竹林板戸絵
来客の目の前に広がる
生き生きとした
竹林と雀たち
来客の目の前に広がる
生き生きとした
竹林と雀たち
この板戸絵は、大正10〜11年にかけて絵師の今井玉芳(いまいぎょくほう)(当時、鹿児島在住)が描いたものです。春の竹林にスズメの遊ぶ姿を三方全面に配置する構図の大胆さの一方で、きめ細かな描写と鮮やかな色彩による生き生きとした竹林のようすを堪能することができます。
住宅が建てられた年から翌年にかけて、玉芳は2回に分けて板戸絵を描くために来訪しており、ここに寝泊りしながら仕事をしたと言われています。
表玄関を開くことはあまりなかったことなどから、100年を過ぎた今でも当時の状態を保っています。